左下の表を見てください。鎌倉時代から西暦2100年までの総人口とその予測推移です。鎌倉時代の人口が800万人もいなかったのも驚きですが、注目すべきは、この国の総人口が江戸時代末から100年かけて最大になり、また100年かけてまた元に戻ってしまう事です。江戸時代は食料自給率がほぼ100%でしたから、食糧不足の心配は減少するでしょう。しかし、これからの時代は若年層が減り、2050年には高齢者人口が約40%を占め生産年齢人口が現在の65%から50%弱と圧倒的に失われていくという過酷な時代を迎えるのは確実です。
 江戸時代は一人当たり米を一日5合も食べていたそうです。電気水道ガスも当然無く、トイレやお風呂も共同が多かった。余暇にかける時間も施設も無い。そんな時代の生活は現代人には無理でしょう。でも『生産する人が激減する』とは、何もせず手を拱いていれば江戸時代と同様の生活を強いられる。ということなのです!
 人口激減時代に備えての対策は、国や社会においてされなければならないのは当然ですが、私たち一人一人もやるべきことを為しておく必要が有ります。
 自助社会に於いて自分自身を守るために助けとなる「キーパーソン」。キーパーソンに活躍してもらうために法的根拠を与える財産管理任意後見契約や、貢献した人が損をしないよう実質的平等を叶える遺言、などの「法制度利用」。IoTなどテクノロジーに慣れ親しみ利用することは活発な若年層よりも高齢者の方が有効性は高い。精神的な弾力性(レジリエンス)は変化の激しい社会には必須です。
 
 私たち市川事務所では、激変する社会の中で皆様が安心して暮らしていけるよう、特に『人』と『法』における支援活動を今後もさせていただけるよう切磋琢磨してまいります。
 今年のセミナーは、人口激減時代の安心生活をテーマにしています。是非参加して頂き、生の声をお聞かせ下さい。
 

代表 司法書士 市川英昭A
(2024年3月号)
 

 
 上の表を見てください。鎌倉時代から西暦2100年までの総人口とその予測推移です。鎌倉時代の人口が800万人もいなかったのも驚きですが、注目すべきは、この国の総人口が江戸時代末から100年かけて最大になり、また100年かけてまた元に戻ってしまう事です。江戸時代は食料自給率がほぼ100%でしたから、食糧不足の心配は減少するでしょう。しかし、これからの時代は若年層が減り、2050年には高齢者人口が約40%を占め生産年齢人口が現在の65%から50%弱と圧倒的に失われていくという過酷な時代を迎えるのは確実です。
 江戸時代は一人当たり米を一日5合も食べていたそうです。電気水道ガスも当然無く、トイレやお風呂も共同が多かった。余暇にかける時間も施設も無い。そんな時代の生活は現代人には無理でしょう。でも『生産する人が激減する』とは、何もせず手を拱いていれば江戸時代と同様の生活を強いられる。ということなのです!
 人口激減時代に備えての対策は、国や社会においてされなければならないのは当然ですが、私たち一人一人もやるべきことを為しておく必要が有ります。
 自助社会に於いて自分自身を守るために助けとなる「キーパーソン」。キーパーソンに活躍してもらうために法的根拠を与える財産管理任意後見契約や、貢献した人が損をしないよう実質的平等を叶える遺言、などの「法制度利用」。IoTなどテクノロジーに慣れ親しみ利用することは活発な若年層よりも高齢者の方が有効性は高い。精神的な弾力性(レジリエンス)は変化の激しい社会には必須です。
 
 私たち市川事務所では、激変する社会の中で皆様が安心して暮らしていけるよう、特に『人』と『法』における支援活動を今後もさせていただけるよう切磋琢磨してまいります。
 今年のセミナーは、人口激減時代の安心生活をテーマにしています。是非参加して頂き、生の声をお聞かせ下さい。
 
代表 司法書士 市川英昭A
(2024年3月号)