佐々木幸子

 思えば昨年は全くもって散々でした。1月はコロナ、12月はインフルエンザ…。年の初めと締めくくりに、どちらも38度を超える高熱で、悪夢のような日々を過ごすことに。体調には気をつけていたつもりだったのですが、どこからともなく迫り来るウイルスにはなす術なし。敵いませんでした。
 さらに追い打ちをかけるように、ある日突然右肩に激痛が!原因はなんと、肩甲骨まわりの筋肉が落ちていたことだったのです。
 そこから始まった、約1年にわたる長い長いリハビリ通院。痛みに悶絶しながら、毎回少しず~つ、少しず~つ、肩を動かして可動域を広げていく気の遠くなる程の地味な治療を続け、ようやく先月末に治療が終了。今では、背中に手が回せるようになりました。
 あたりまえの動きが、こんなにうれしいなんて!やっぱり、健康第一ですよね!
 で…現在腰に違和感があり、とても不安なのは…内緒です。


サブ・マネージャー 加賀山知絵

 小さい頃の思い出を振り返ると、私の場合、母の料理よりも先に祖母が作ってくれたご飯が思い浮かびます。今思えば、それは郷土料理と呼ばれるものでした。地元を離れて暮らすようになってからは、そうした料理を口にする機会もほとんどなくなりました。
 特に印象に残っているのが笹ずしです。お盆やお祝いごとがあると、祖母は朝から台所に立ち、笹の上に酢飯を広げ、錦糸卵や山菜、胡桃、漬物、桜でんぶを乗せた押しずしをつくってくれました。笹の香りが移った素朴な味は、子ども心にも「今日は特別な日なんだ」と感じさせてくれました。
 ほかにも、エゴと呼ばれる海藻の煮凝りやバイ貝の煮つけ、煮干しで出汁をとった味噌汁、などをよく覚えています。玄関を開けた瞬間に味噌汁の香りがすると、昔の風景が一気に蘇ります。先日百歳になった祖母はもう台所に立つことはありませんが、祖母の代わりに、今は母がその味を受け継いでいます。
 


牛島直美

 私とフラダンスの出会いは、たまたま職場で目にした地域の新聞にフラダンス教室の記事が載っていたことがきっかけでした。当時はフラダンスについてほとんど知識もなく、「ちょっと珍しいし、話のタネになるかも」そんな軽い気持ちで申し込んだように思います。
 ゆったり踊っているように見えて実はかなりの運動量で、毎回レッスン後は駅の階段が辛い程の筋肉痛になりました。それでも続けて行くうち次第に、手で意味を伝え、足で大地をしっかり感じながら踊る時間が楽しみになりました。
 そんなフラの奥深さに惹かれ、気が付けばフラ歴27年になります。まだ小さかった子どもたちを抱っこしながら踊ったり、お昼寝のそばで練習したりした日々も懐かしい思い出です。
 年齢に関係なく続けられるのもフラの魅力で、自分の時間が少しずつ増えてきた今、年齢を重ねたからこそ表現できる踊りをこれからも大切に楽しんでいきたいと思います。

2026年3月号:その他の読み物